瓦屋根は塗装が必要?種類によって異なるメンテナンスのポイントを解説
ご自宅の屋根を見上げたときに、「瓦屋根って塗装が必要なの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、瓦屋根には「塗装が必要な種類」と「塗装が不要な種類」があるのです。
本記事では、倉敷市で住宅の塗装を手がけるペイントプロ美達が、塗装の必要性がある瓦屋根の種類と、それぞれのメンテナンス方法や注意点について、わかりやすく解説いたします。
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塗装が不要な瓦とは?
まず、「日本瓦(和瓦)」と呼ばれる粘土製の瓦は、基本的に塗装を必要としません。
高温で焼き締められた日本瓦は、耐久性・防火性・防水性に優れており、塗膜による保護がなくても長期間美しさを保つことができます。
ただし、瓦自体は丈夫でも、漆喰や防水シートなどの副資材が経年劣化すると雨漏りの原因となることがあるため、定期点検は不可欠です。
塗装が必要な瓦屋根の種類
以下の屋根材は、表面の保護が塗膜に依存しているため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
1. セメント瓦
セメントと砂を混ぜて成型された「セメント瓦」は、表面塗装によって防水性を確保しています。
しかし、年月とともに塗膜が劣化すると、水分を吸収しやすくなり、苔やカビの発生・瓦自体の脆化を招いてしまいます。
そのため、10〜15年ごとの再塗装が推奨されており、塗装によって防水性と耐久性を保つことが重要です。
2. モニエル瓦(乾式コンクリート瓦)
モニエル瓦は、セメント瓦と似ていますが、「スラリー層」という特殊な着色層が表面に施されているのが特徴です。
この層をしっかりと除去せずに塗装すると、塗膜の剥離や仕上がりのムラが発生するため、専門的な下地処理が必要不可欠です。
モニエル瓦の塗装には、対応経験が豊富な塗装業者に依頼することをおすすめします。
3. 金属系瓦(ガルバリウム鋼板など)
軽量で耐震性に優れた金属瓦ですが、表面が金属であるため、錆(サビ)への対策が必要です。
とくに潮風の影響を受けやすい地域や、経年によって防錆効果が低下している場合は、サビ止め処理+耐候性塗料による塗装が有効です。
金属系瓦は塗膜の劣化スピードも早いため、約10年を目安に再塗装を検討するとよいでしょう。
塗装時の注意点
瓦屋根の塗装では、瓦の種類に応じて使用する塗料や下地処理方法を選ぶ必要があります。
誤った塗料を使用すると…
塗膜の早期剥離
通気性や排水性の妨げ
美観の低下
といった不具合が起こる可能性があります。
また、モニエル瓦などはスラリー層の除去が不十分だと、どれだけ高性能な塗料を使っても意味がなくなってしまいます。
こうしたリスクを回避するためにも、必ず瓦屋根の塗装に精通した業者に依頼することが大切です。
まとめ:瓦屋根の塗装は種類に合わせた対応がカギ
今回の記事をまとめると、以下のようになります。
瓦の種類 | 塗装の必要性 | 特徴 |
---|---|---|
日本瓦(和瓦) | 不要 | 高耐久・防火性◎・塗装不要 |
セメント瓦 | 必要 | 防水性が塗膜依存・苔やカビが発生しやすい |
モニエル瓦 | 必要 | スラリー層の処理が必要・施工難易度やや高め |
金属系瓦 | 必要 | サビに注意・防錆処理と耐候塗料が効果的 |
塗装の可否は瓦の材質や構造によって大きく異なるため、まずは現状の瓦の種類を見極めることが第一歩です。
倉敷市で屋根塗装をご検討中の方は、ペイントプロ美達までぜひお気軽にご相談ください。
当社では、現地調査から瓦の種類判定・適切な塗料のご提案・丁寧な施工まで一貫対応いたします。
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