塗装工事は何回までできる?回数の目安と長持ちさせるための工夫
こんにちは。倉敷市の外壁塗装専門店「ペイントプロ美達」です。
「外壁塗装は何回まで可能なのか?」という疑問を持たれる方はとても多いです。
家は一生にそう何度も建て替えるものではありませんし、塗装工事は決して安価なものでもないため、将来の回数や費用を心配されるのは自然なことです。
そこで今回は、塗装工事が何回までできるのかという基本的な考え方に加え、回数を減らして長持ちさせる工夫や注意点について、倉敷市の環境条件も踏まえながら詳しくご紹介します。
ペイントプロ美達は倉敷市の屋根塗装・外壁塗装・雨漏り工事・防水専門店です💁♀️✨
ペイントプロ美達は地元倉敷市の地域密着の塗装・雨漏り・防水専門店として
岡山県倉敷市で多くの工事をさせていただいております🤗🏠
これからも地域の皆様により愛される会社を目指し、塗装工事・雨漏り工事・防水工事業を通して
地域社会に貢献していきます☺💐
外壁塗装は何回までできるのか?
結論からお伝えすると、外壁塗装は適切に下地処理を行えば、基本的には何度でも施工可能です。
ただし、建物の築年数や外壁材の劣化状況によっては「塗装では対応できない」ケースが出てくるのも事実です。
たとえば築20年を超える建物では、外壁材そのものの傷みが進行していて、塗装工事よりも張り替えや補修が必要になることもあります。
逆に、定期的にメンテナンスをしている住宅であれば、3回目・4回目と繰り返し塗装しても長く住み続けることが可能です。
適切な時期にメンテナンスを行う場合
外壁塗装の基本的な目安は「10年に1度」と言われています。
このサイクルで点検・塗り替えをしていれば、外壁材へのダメージを最小限に抑え、何度でも再塗装が可能です。
ただし注意すべき点として、塗装を重ねるたびに塗膜が厚くなるため、3回目以降は剥がれや浮きのリスクが高まります。
そのため、既存塗膜と新しい塗料の相性を確認することや、下地処理を入念に行うことが重要です。
築20年以上経過している場合の注意点
新築から20年以上経過した建物では、外壁材の種類によって特有の劣化が進行します。
窯業系サイディング:シーリング材の劣化や塗膜のチョーキング
モルタル外壁:ひび割れ(クラック)の発生
金属系外壁:錆びや腐食
このような劣化が大きい場合は、塗装だけではカバーできず、外壁材の補修や交換を並行して行う必要があります。
そのため築20年以上の住宅は、早めに専門業者に点検してもらい、塗装で済むのか大規模改修が必要なのかを判断してもらうことが大切です。
倉敷市の気候と外壁塗装サイクル
倉敷市は瀬戸内海式気候に属し、年間を通して比較的温暖で降水量も少ない地域です。
しかし、夏は強い日差しと高温、梅雨や台風シーズンには湿気や豪雨にさらされるため、外壁や屋根には大きな負担がかかります。
夏の強烈な紫外線 → 塗膜の劣化、チョーキングの発生
梅雨時の湿気 → コケや藻の繁殖
台風時の雨風 → ひび割れやシーリング劣化からの雨水浸入
このような地域特性を踏まえると、一般的な「10年ごと」よりも少し早めの点検がおすすめです。
外壁の劣化が軽微なうちに補修をしておくことで、結果的に塗装の寿命を延ばすことにつながります。
塗料の耐用年数と選び方
外壁塗装のサイクルを左右する大きな要因が「塗料の種類」です。
アクリル塗料:5~7年(コストは安いが短命)
ウレタン塗料:8~10年(柔軟性があり補修向き)
シリコン塗料:10~15年(コストと性能のバランスが良い)
フッ素塗料:15~20年(紫外線に強く長寿命)
無機塗料:20年以上(最高の耐久性、費用は高い)
初期費用を抑えたい場合はシリコン系、塗装回数を減らしたい場合はフッ素や無機塗料を選ぶと良いでしょう。
費用対効果を考えると「長期的にメンテナンス費用を抑える」という視点で選ぶのがおすすめです。
緊急性の高い劣化症状とは?
外壁の劣化には、すぐに対応が必要な症状があります。
チョーキング(白い粉が手につく)
大きなひび割れ(雨水が浸入する恐れ)
塗膜の剥がれ
コケや藻の繁殖
シーリングの割れや剥離
これらを放置すると建物全体の耐久性が落ち、大規模修繕が必要になるリスクが高まります。
点検でこうした症状が見つかった場合は、早めに補修や塗装を検討しましょう。
2回目以降の塗装工事で注意すること
1回目と比べて、2回目以降の塗装にはいくつかの注意点があります。
前回の塗料と相性が悪いと、塗膜が膨れたり剥がれることがある
経年劣化によって補修箇所が増え、費用が高くなるケースもある
下地処理の重要性が増し、施工の質が仕上がりを大きく左右する
特に、異なる種類の塗料を重ねる場合は、プライマーや下地処理を適切に行わなければなりません。
繰り返し塗装を行うメリットとデメリット
外壁塗装を複数回行うことには、確かなメリットがあります。
何度も塗り替えることで外壁材を雨や紫外線から守り、建物そのものの寿命を延ばすことができます。
さらに、色やデザインを変えることで住まいの印象をリフレッシュでき、長く暮らしていても新鮮さを保てる点も魅力です。
ただし、デメリットもあります。塗装を重ねすぎると塗膜が厚くなり、密着不良や剥がれの原因となることがあります。
また、施工ごとに足場費用や工期が発生するため、どうしても費用負担は避けられません。
こうした点を考慮し、塗装回数を減らす工夫や耐久性の高い塗料の選択が重要となります。
塗装回数が多い場合に起こりやすいトラブル
塗装工事を重ねすぎると、塗膜が厚くなりすぎて通気性が悪化し、内部に湿気がこもることがあります。
これにより塗膜が膨れてしまったり、剥がれが広範囲に起こったりするケースも少なくありません。
また、下地と塗料の密着力が低下するため、せっかく工事をしても数年で不具合が出てしまうリスクがあります。
こうしたトラブルを防ぐには、塗装前に古い塗膜を部分的に削り落とす「ケレン作業」や、適切な下地処理を入念に行うことが重要です。
業者選びでありがちな失敗と注意点
外壁塗装は見積もり金額だけで判断してしまうと、後々トラブルになることがあります。
例えば「工事費用が相場より極端に安かったので依頼したが、数年で剥がれてしまった」という声も耳にします。
これは、下地処理を省略していたり、規定よりも薄く塗装していたりすることが原因です。
費用だけでなく、施工内容や保証の有無、アフターメンテナンス体制をしっかり確認することが、塗装を長持ちさせる大切なポイントです。
倉敷市のお客様からの相談事例
倉敷市内で築30年以上の住宅にお住まいのお客様から「もう何回も塗装をしているが、次も塗装で大丈夫なのか?」というご相談をいただきました。
現地を調査したところ、外壁自体はまだ健全でしたが、過去に重ね塗りを繰り返していたため一部で膨れや剥がれが出ていました。
このケースでは、不要な塗膜を削ってから無機塗料を施工し、今後20年以上は再塗装不要の計画をご提案しました。
お客様からも「次の塗装までの安心感が違う」と喜んでいただけました。
塗装回数を減らすための工夫
塗装の回数を抑えるためには、次のような工夫が有効です。
グレードの高い塗料を選ぶ(フッ素・無機系)
信頼できる業者に依頼し、施工精度を高める
定期点検を怠らず、早期補修で劣化を防ぐ
どんなに良い塗料を使っても、施工が不適切では本来の性能を発揮できません。
そのため、業者選びは非常に重要です。
まとめ
外壁塗装は適切な下地処理を行えば、基本的に何回でも可能です。
しかし、築年数や外壁材の劣化状況によっては、塗装では対応できないケースもあるため、定期点検が欠かせません。
また、フッ素や無機系など耐久性の高い塗料を選ぶことで塗り替えの回数を減らし、長期的にコストを抑えることができます。
さらに、倉敷市特有の気候条件を踏まえたメンテナンスを行えば、建物をより長持ちさせることが可能です。
外壁塗装は家を守る大切な工事です。
「うちは何回まで塗装できるのか?」と気になる方は、まずは点検から始めてみてください。
倉敷市で外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ「ペイントプロ美達」へお気軽にご相談ください。
お住まいの状態をしっかり確認し、最適な塗装プランをご提案いたします。
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