外壁塗装のときにアルミ部分は塗装できる?窓枠や玄関ドアの正しい扱い方
外壁塗装を検討していると、「窓枠や玄関ドア、ベランダの手すりなどのアルミ部分は一緒に塗装できるのか?」と疑問に思われる方が多くいらっしゃいます。
実際のところ、アルミ部分は基本的に塗装しないのが一般的です。
しかし「せっかく外壁をきれいにするなら、アルミの部分も一緒に塗ってほしい」とご相談いただくケースも珍しくありません。
そこで今回は、アルミ部分を塗装しない理由、塗装を避けるメリット、そしてどうしても美観を整えたいときの代替方法について、倉敷市の塗装専門店「ペイントプロ美達」が詳しく解説していきます。
ペイントプロ美達は倉敷市の屋根塗装・外壁塗装・雨漏り工事・防水専門店です💁♀️✨
ペイントプロ美達は地元倉敷市の地域密着の塗装・雨漏り・防水専門店として
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これからも地域の皆様により愛される会社を目指し、塗装工事・雨漏り工事・防水工事業を通して
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アルミ部分はなぜ塗装しないのか?
まず最初に押さえておきたいのは、「アルミ部分は塗れない」のではなく「塗装をおすすめしない」という点です。
その理由には以下のようなものがあります。
1. アルミは塗料との相性が悪い
アルミは空気に触れると表面に酸化被膜が形成されます。
この被膜はサビを防ぐ働きをする一方で、塗料との密着を妨げてしまいます。
そのため、外壁や鉄部に使用する一般的な塗料を塗っても、数年以内に剥がれてしまう可能性が高いのです。
「施工直後はきれいに見えても、数カ月後にはボロボロになる」──これがアルミ塗装でよく起こるトラブルです。
2. 耐久性が大幅に落ちる
外壁塗装は、建物を保護しながら美観を保つことが目的です。
しかしアルミに不向きな塗料を無理に塗ると、むしろ劣化を早めてしまい、塗装の意味がなくなってしまいます。
3. 業者の知識や対応力が試される
残念ながら「どこでも塗れる」と思い込み、アルミ部分まで安易に塗装してしまう業者も存在します。
本来塗装を控えるべき部分を理解しているかどうかは、業者の信頼性を判断するひとつの指標でもあります。
倉敷市で外壁塗装を検討される際は、アルミ部分の扱いについてきちんと説明してくれるかどうかも確認ポイントです。
アルミ部分を塗装しないメリット
では、アルミ部分を塗装しないことでどのようなメリットがあるのでしょうか?
1. メンテナンスの手間が少ない
アルミ部分を無理に塗装してしまうと、数年後には塗膜の剥がれや色ムラが生じ、再補修が必要になります。
最初から塗装を避ければ、掃除や簡単なケアだけで長期間きれいな状態を維持できます。
2. コスト削減につながる
塗装範囲を必要最小限にすることで、全体の工事費用を抑えられます。
限られた予算を外壁や屋根などの重要な部分に集中させることができ、結果的にコストパフォーマンスが高まります。
3. アルミ本来の耐久性を活かせる
アルミはもともと錆びにくく、耐候性に優れた素材です。
塗料を乗せずにそのままの状態で維持することで、本来の耐久性を最大限に活かすことができます。
アルミ部分を塗装せずに美観を維持する方法
「外壁を塗り替えても、アルミ部分が古く見えてしまうのはイヤ」という方もいらっしゃいます。
そんなときは、塗装以外の方法で美観を整えるのがおすすめです。
1. アルミ部分のクリーニング
専用のクリーナーや中性洗剤を使用して汚れを落とすだけでも、見違えるようにきれいになります。
年に1〜2回の掃除を習慣化するだけで、お住まい全体の印象が大きく変わります。
2. 部分補修材の活用
小さな傷や色あせであれば、アルミ専用の補修材で目立たなくすることが可能です。
短時間で手軽に施工できるため、DIY感覚で行う方も増えています。
3. 部材そのものの交換
劣化が進んでいる場合は、塗装よりも交換のほうが効果的です。
特に玄関ドアや窓枠、ベランダの手すりなどは、デザイン性の高い製品が多く販売されており、交換によって家全体の雰囲気を大きく変えることができます。
どうしても塗装したい場合の注意点
「それでもアルミ部分をどうしても塗りたい」という方もいるでしょう。
その場合は、以下の点に注意が必要です。
専用の下地処理(サンドペーパーやプライマー)が必須
アルミ対応の特殊塗料を使用すること
定期的なメンテナンスが欠かせない
ただし、こうした施工は手間と費用がかかるうえ、仕上がりの保証も外壁塗装ほど長くは期待できません。
業者とよく相談したうえで判断することをおすすめします。
外壁塗装とアルミ部分のバランスを考える
倉敷市で外壁塗装を検討される方の中には、「せっかく塗装するなら全部まとめてきれいにしたい」というお気持ちが強い方もいらっしゃいます。
しかし、建材ごとの性質を理解して適切な方法を選ぶことが、結果的に長持ちする住まいづくりにつながります。
外壁や屋根は塗装で保護し、アルミ部分はクリーニングや交換で美観を整える──このように役割を分けて考えることで、全体の調和が取れた仕上がりになります。
まとめ
アルミ部分は「塗装できない」のではなく「基本的に塗装をおすすめしない」建材です。
無理に塗ってしまうと、剥がれや劣化が早まり、逆に見栄えが悪くなるリスクがあります。
その代わりに、クリーニング・部分補修・交換といった方法を取り入れることで、外壁塗装と同時にお住まい全体の美観を高めることができます。
倉敷市で外壁塗装を検討中の方は、アルミ部分の取り扱いについてもぜひ「ペイントプロ美達」にご相談ください。
専門的な知識と豊富な施工経験で、お客様に最適なご提案をいたします。
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