モルタル外壁の劣化症状とメンテナンス方法|倉敷市のペイントプロ美達が徹底解説
外壁にはさまざまな種類がありますが、昔ながらの日本の住宅で多く採用されてきたのが「モルタル外壁」です。
職人がコテを使い、一棟一棟丁寧に塗り上げるため、独特の風合いと重厚感があり、現在でも根強い人気があります。
しかし、モルタル外壁は年月の経過とともに劣化が進みやすく、適切な時期に補修や塗り替えを行わないと、見た目だけでなく家そのものの寿命にも影響を与えてしまうことがあります。
この記事では、倉敷市の外壁塗装専門店「ペイントプロ美達」が、モルタル外壁の特徴や劣化症状、原因、そして補修や塗り替えのポイントを詳しく解説します。
これから外壁の点検やメンテナンスを考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
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ペイントプロ美達は倉敷市の屋根塗装・外壁塗装・雨漏り工事・防水専門店です💁♀️✨
ペイントプロ美達は地元倉敷市の地域密着の塗装・雨漏り・防水専門店として
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これからも地域の皆様により愛される会社を目指し、塗装工事・雨漏り工事・防水工事業を通して
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モルタル外壁とは?職人の技が光る伝統的な外壁
モルタル外壁とは、セメント・砂・水を混ぜ合わせた素材を、金網やラス板などの下地の上に塗り重ねて仕上げる工法です。
外壁材をパネルのように貼り付けるサイディングとは異なり、左官職人の手作業によって形作られるため、立体感や質感が豊かで、同じ模様が二つとない唯一無二の外観を生み出します。
1970〜2000年代前半の住宅を中心に多く採用されてきましたが、今でも「塗り壁の風合いを大切にしたい」というお客様の間で根強い人気を誇ります。
モルタル外壁の主な特徴は以下の通りです。
・職人による手作業ならではの高いデザイン性
・耐火性・防音性に優れている
・反面、ひび割れ(クラック)が発生しやすい
コンクリートやサイディングと比べると、モルタルは「呼吸する壁」とも呼ばれ、ある程度の湿気を吸放出してくれます。
ただし、雨水や紫外線にさらされ続けると、塗膜が劣化して防水性が低下し、内部に水が浸入してしまうこともあります。
モルタル外壁に現れる代表的な劣化症状
では、モルタル外壁が経年とともにどのように変化していくのか、代表的な劣化症状を順に見ていきましょう。
これらのサインを放置すると、外観の問題にとどまらず、建物内部の構造材にまで影響が及ぶことがあります。
1. クラック(ひび割れ)
モルタル外壁で最も多く見られるトラブルが「クラック(ひび割れ)」です。
モルタルは乾燥収縮や温度変化による膨張・収縮を繰り返すため、年月とともに表面に細かな亀裂が入ることがあります。
このひび割れには大きく分けて2種類あります。
・ヘアクラック:表面にできる髪の毛ほどの細いひび。塗膜の劣化によるもので、早期の塗り替えで対応可能。
・構造クラック:外壁下地まで達する深いひび。内部への雨水浸入や鉄筋の錆びを招く危険がある。
構造クラックを放置すると、内部の鉄筋が腐食して膨張し、外壁が剥離したり、雨漏りが発生することもあります。
早めに補修を行うことで、これらのリスクを防ぐことができます。
2. チョーキング(白い粉)
外壁を手で触れたときに白い粉がつく現象を「チョーキング」と呼びます。
これは、塗膜が紫外線や風雨によって劣化し、顔料が粉状になって表面に浮き出ているサインです。
チョーキングが起きると防水性が大幅に低下し、モルタル内部に雨水がしみ込みやすくなります。
その結果、外壁内部の湿度が上がり、カビや藻の発生、さらには塗膜の剥がれなどを引き起こすこともあります。
3. コケ・カビ・藻の発生
北面や日陰になりやすい外壁では、湿気がこもりやすく、コケや藻、黒カビが発生しやすくなります。
特にモルタルは吸水性が高いため、一度湿ると乾きにくく、汚れや生物の繁殖が進行しやすい性質があります。
コケやカビを放置すると、見た目の美観が損なわれるだけでなく、塗膜の下で劣化が進み、塗り替え時期を早めてしまうことにもつながります。
4. 浮き・剥がれ
塗膜が膨れたり、外壁が浮いたり剥がれたりしている場合は、下地や塗膜の密着が弱まっている状態です。
内部に水分が入り込んでいる可能性があり、放置すると下地材の腐食や雨漏りの原因となります。
こうした症状が見られる場合は、塗り替えだけでなく、下地からの補修が必要になるケースもあります。
5. シーリング(コーキング)の劣化
モルタル壁は、サッシの周りや目地部分にシーリング材(コーキング)が使われています。
この部分が紫外線で硬化したり、ひび割れを起こしたりすると、そこから水が浸入してしまいます。
モルタル自体が割れにくくても、シーリングが劣化していると結果的に雨漏りの原因となるため、定期的な点検が大切です。
モルタル外壁の補修方法とメンテナンスの流れ
モルタル外壁の補修方法は、劣化の程度によって異なります。
小さなひび割れであれば、専用の補修材を使って埋め、再塗装することで十分に改善可能です。
しかし、構造クラックや浮き・剥がれが見られる場合には、下地補修や左官補修が必要になります。
一般的な補修の流れは以下の通りです。
現地調査・劣化診断
ひび割れの補修(樹脂注入・シーリング処理)
下地調整(モルタル補修・パターン復元)
高圧洗浄による汚れ・カビ除去
下塗り(シーラーやフィラーで密着強化)
中塗り・上塗り(選定した塗料で仕上げ)
モルタルは塗膜の密着が仕上がりを大きく左右するため、下地処理が何よりも重要です。
特に古い住宅では下地に亀裂や剥離があることが多く、ペイントプロ美達では職人が細部まで丁寧に補修を行ってから塗装を実施しています。
モルタル外壁を長持ちさせるための塗料選び
モルタルの美しい風合いを長く保つためには、塗料選びも非常に大切です。
塗料によって耐用年数や性能が異なるため、希望する仕上がりやメンテナンス周期に合わせて選ぶのがポイントです。
シリコン塗料(耐久10〜15年)
コストパフォーマンスに優れた人気の塗料です。
防汚性・耐久性・耐候性のバランスが良く、多くの戸建て住宅で採用されています。
初めての塗り替えにもおすすめです。
フッ素塗料(耐久15〜20年)
紫外線や酸性雨に強く、ツヤが長持ちする塗料です。
メンテナンス回数を減らしたい方や、より高耐久な仕上がりを求める方に向いています。
無機塗料(耐久20〜25年)
最高級グレードの塗料で、無機成分を多く含むため紫外線での劣化がほとんどありません。
汚れが付きにくく、長期間にわたって新築のような外観を保ちたい方に最適です。
ペイントプロ美達では、倉敷市の気候や立地条件に合わせた最適な塗料をご提案しています。
ペイントプロ美達の外壁診断と安心サポート
ペイントプロ美達では、モルタル外壁の状態を専用機材で細かく診断し、建物の構造や劣化度合いに応じて最適な補修・塗装プランを作成します。
主な診断内容は次の通りです。
・クラックの深さ測定
・吸水試験による防水性チェック
・チョーキングや塗膜密着の確認
・コーキング劣化状況の調査
現地調査からお見積もりまでは無料で行っております。
「うちの外壁、ひび割れが気になる」「塗り替えのタイミングが分からない」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
倉敷市地域密着のペイントプロ美達が、お住まいの現状を丁寧に診断し、わかりやすくご説明いたします。
モルタル外壁を長持ちさせるためのポイント
10〜15年を目安に塗り替えを検討する
小さなひび割れも放置せず、早めの補修を
定期的に外壁を観察し、変色や白化をチェック
北面や湿気の多い箇所はコケ・カビ対策を行う
外壁の掃除は高圧洗浄や強い薬剤を避け、やさしく行う
これらを意識するだけでも、外壁の寿命はぐっと延ばすことができます。
また、外壁塗装を単なる「見た目のリフォーム」と捉えず、家の防水・保護のための大切なメンテナンスと考えることが大切です。
まとめ
・モルタル外壁は風合いが良く、デザイン性の高い外壁材
・ただし、ひび割れやチョーキングなどの劣化が起こりやすい
・劣化を放置すると雨漏りや内部腐食の原因になる
・補修と塗装で機能と美観を回復できる
・10〜15年を目安に定期的な塗り替えを
倉敷市でモルタル外壁のひび割れや汚れが気になっている方は、
ぜひ一度ペイントプロ美達にご相談ください。
地域密着の職人チームが、あなたの住まいを丁寧に守り、長持ちする外壁づくりをサポートいたします。
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