【倉敷市】ケレンには種類がある?/【倉敷】
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ケレンには種類がある?
ケレンとは🤔?
☁塗料の密着を高める下地処理☁
ケレンは塗装前に鉄などの素材に対してする下地処理のことです☝
新品素材の場合は黒皮、再生素材の場合はサビや死膜を落とすのがケレンの目的です。
ケレンをすることにより、素材への塗料の密着性を高めることができます。
ケレンとは、塗料が塗りやすいように素材の下地を調整すること、と覚えてくださいね🤗
塗膜の寿命に関わる重要工程
適切なケレンをしないと、ずばり!!!塗膜の寿命が短くなってしまいます😭
塗膜の寿命が短くなる要因には以下のことが考えられます。
〇ホコリ等の汚れが落ちておらず、塗料の密着性が悪い
〇素材に残った錆が広ががり浸食する
ケレンは付着したホコリ等を落としたり、錆を落としたりして素材の表面をきれいにする工程になります。
塗膜の寿命を伸ばす重要工程なのです。
ケレンの種類
ケレンは4つの種類に分類されます。
ケレンの種類について確認していきましょう。
◇1種ケレン◇
錆、死膜を完全に除去し、鋼材面を露出させるのが1種ケレンです。
サンドブラストやショットブラストなどのブラスト法を使用していきます。
1種ケレンは研磨剤を高圧ホース等で素材にぶつけることで、鋼材面を露出させる方法になります。
1種ケレンには大型の設備が必要となり、かなりの手間がかかってしまいます。
◇2種ケレン◇
錆や死膜を除去するが、完全には除去しない方法が2種ケレンです。
錆が発生している面積が鋼材の30%以上の場合に用いると覚えてくださいね☝
2種ケレンはワイヤーホイールやディスクサンダーなどの電力工具を主に使用します。
職人が手作業でするため、手間が掛かり作業代が高額になる可能性が高いです。
◇ 3種ケレン◇
活膜は残して、錆と死膜を除去する方法が3種ケレンです。
活膜とは旧塗膜でもしっかりと密着しているものです。
1種ケレンや2種ケレンでは活膜も含めて旧塗膜を除去していきますが、
3種ケレンでは活膜を残してケレンをします。
1種ケレンや2種ケレンより作業する箇所が少なく済むのが特徴です。
やすりやワイヤーブラシ等の手動工具を使用いたします。
◇4種ケレン◇
粉化物やその他の汚れを除去するのが4種ケレンです。
サビや旧塗膜の劣化が少ない鋼材に用いる方法で、
サンドペーパーやワイヤーブラシ等を使用します。
錆がない場合は、表面に付着した汚れを洗浄するだけのケースもあります。
ケレンが塗装前に必要な理由は?
1種から4種まで状況により違いはありますが、ケレンは塗装前に必須の工程になります。
☝塗装の性能を十分に発揮させるため
そもそも塗装は美観の維持と素材の保護を目的としています。
ケレンを適切にしなかった場合、塗装の性能を十分に発揮できないと考えておきましょう☝
ケレンは塗料の密着性を高めるために必用な作業になります。
ケレンが不十分な場合、アンカー効果が得られず、塗装の仕上がりや効果に悪影響が出てしまうことも・・・
せっかく高価な塗料を使っても、期待できる性能が発揮できないのはとても残念なことです・・・
☝塗膜の剥離を防ぐため
適切なケレンをせず、素材に錆が残っていた場合どうなるのか🤔?
当然、塗料が素材に密着せずに塗膜が早期に剥離する原因になります。
どんなに良い塗料を使っても、土台となる素材の状態が悪ければ錆の浸食を防ぐことはできません✖
ケレンは2~3年後の塗装の状態を左右する重要な工程です。
まとめ
ケレンを制する者が塗装を制する✨✨
ケレンは塗装前の工程なので、あまり重要視されていないケースがあります。
しかし、ケレンこそが塗装における最重要工程だと言っても過言ではありません!!
ケレンは地味で労力のかかる工程なのですが、将来の塗装を左右すると考えて確実丁寧に実施してくれる業者にお願いしてくださいね🤗