外壁に発生する「コケ」と「カビ」の違いと対策
倉敷市で外壁塗装を行っているペイントプロ美達です。
外壁や屋根を見ていて、緑色の汚れや黒ずみを発見したことはありませんか?その正体は多くの場合「コケ」や「カビ」です。
一見すると同じように見えますが、性質や発生の仕方、そして除去や予防の方法は大きく異なります。
今回は、外壁に発生するコケとカビの違いについて詳しく解説し、適切な対策方法をご紹介します。
ペイントプロ美達は倉敷市の屋根塗装・外壁塗装・雨漏り工事・防水専門店です💁♀️✨
ペイントプロ美達は地元倉敷市の地域密着の塗装・雨漏り・防水専門店として
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コケとカビの基本的な違い
まず、コケとカビはまったく異なる種類の生物です。
コケは植物の一種で、光合成を行うために太陽光を必要とします。湿度が高く日当たりの悪い外壁や屋根に繁殖しやすいのが特徴です。
一方でカビは菌類の仲間で、光を必要としません。暗く湿った環境で栄養分を得ながら増殖するため、外壁の汚れやホコリが栄養源となりやすいのです。
つまり、コケは「植物」、カビは「菌」という点で大きな違いがあります。
コケの特徴と発生環境
コケは緑色でふわっとした見た目をしており、湿気と日当たりの条件がそろうとすぐに広がります。
特に以下のような場所はコケが発生しやすい環境です。
北側の外壁や屋根など、日が当たりにくい面
森や川が近く、空気中に胞子が多い地域
防水性が低下した外壁や屋根
コケが繁殖すると外観が損なわれるだけでなく、水分を含むために塗膜の劣化が早まり、防水性の低下やひび割れを引き起こすこともあります。
放置すれば藻やカビが一緒に発生するケースも少なくありません。
カビの特徴と発生環境
カビは黒や茶色のシミのように広がるのが特徴です。湿度と有機物がそろえば暗所でも繁殖するため、光が当たらなくても成長できます。
発生しやすい場所は以下の通りです。
換気が不十分で湿度が高い場所
結露が起きやすい外壁や窓周辺
劣化して水分を吸収しやすくなった外壁
カビは外壁を傷めるだけでなく、胞子を吸い込むことでアレルギーや呼吸器の不調を引き起こす可能性があります。
美観だけでなく健康面への影響もあるため、早めの対応が必要です。
コケとカビがもたらす影響
どちらも外壁や屋根に悪影響を与えますが、影響の仕方には違いがあります。
コケは緑色の汚れとして目立ち、常に湿気を保持するため塗膜を弱めます。
カビは黒ずみやシミをつくり、見た目を損なうだけでなく、人体へのリスクも高めます。
結果としてどちらも外壁の耐久性を下げる原因となるため、早期発見と除去が欠かせません。
コケとカビの除去方法
発生してしまった場合は、以下の方法で除去が可能です。
コケの除去
高圧洗浄で水圧により洗い流す
専用の洗浄剤とブラシでこすり落とす
塩素系の防藻洗剤を使って根元から取り除く
防藻機能のある塗料で塗り替える
カビの除去
塩素系漂白剤や防カビ洗剤を使用する
洗剤を塗布してブラシでこする
換気を改善し湿気を抑える
防カビ塗料を使用して再発を防止する
軽度であれば洗浄で落とせますが、根を張ってしまった場合は完全に除去するのが難しいため、塗装によるメンテナンスが効果的です。
再発を防ぐための予防策
せっかく除去しても、条件がそろえばすぐに再発してしまいます。予防策としては以下が効果的です。
防藻・防カビ機能を持つ塗料を選ぶ
親水性塗料でセルフクリーニング効果を活用する
定期的に外壁を点検し、汚れが溜まる前に清掃する
外壁の防水処理をしっかり行い、水分が浸透しないようにする
外壁塗装の際に適切な塗料を選ぶことで、コケやカビの発生を大幅に抑えることが可能です。
まとめ
外壁のコケとカビは、見た目だけでなく建物や暮らしに大きな影響を与える存在です。
どちらも湿気や汚れが原因で発生するため、適切な洗浄や塗装メンテナンスによる対策が欠かせません。
倉敷市で外壁にコケやカビの発生が見られた際は、放置せずに早めにご相談ください。
ペイントプロ美達では、高圧洗浄や防藻・防カビ塗料を活用した施工を行い、大切なお住まいを長持ちさせるお手伝いをしています。
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