梅雨前の今が重要!6月に外壁塗装をするメリット・デメリットを塗装職人が解説
一級塗装技能士監修|岡山・倉敷で20年以上施工してきた塗装職人が、6月の外壁塗装についてわかりやすく解説します。
「6月って梅雨だから塗装に向いていないのでは?」
「雨が多い時期に工事して大丈夫?」
「春を逃したけど、今からでも遅くない?」
外壁塗装をご検討中のお客様から、毎年この時期によくいただくご相談です。
たしかに6月は雨のイメージが強く、塗装工事に不安を感じる方も少なくありません。しかし実際には、6月ならではのメリットもあり、工事の進め方次第では十分に良い施工が可能です。
今回は、岡山県倉敷市・岡山市で多くの塗装工事を行ってきたペイントプロ美達が、「6月に外壁塗装をするメリット・デメリット」を、できるだけ専門用語を使わずにわかりやすく解説します。
6月の外壁塗装は本当にダメ?まず知っておきたい基本
外壁塗装は「雨の日は絶対できない」というイメージを持たれることがあります。
しかし実際には、
- 雨の日は作業を止める
- 晴れ間を見ながら工程を調整する
- 天候に合わせて乾燥時間を確保する
といった対応を行いながら進めています。
塗料メーカーも、「気温5℃以上・湿度85%未満」であれば施工可能としています。
つまり、「6月だから施工できない」のではなく、“天候管理をしながら進めることが重要”なのです。
6月に外壁塗装をする5つのメリット
① 春の混雑後で予約が取りやすい
3月〜5月は、外壁塗装の人気シーズンです。
特に岡山・倉敷エリアでは、
- 気候が安定している
- 雨が少ない
- 工事しやすい
という理由から、春にご依頼が集中します。
そのため、美達でも春はかなり早い段階でスケジュールが埋まることがあります。
一方で6月になると、「梅雨だからやめておこうかな」と考える方も増えるため、比較的日程調整がしやすくなります。
「秋まで待つつもりだったけど、その前に相談だけしたい」
「早めに見積りを取りたい」
という方には、実は動きやすい時期でもあります。
② 気温が高く、塗料が乾きやすい日も多い
意外に思われるかもしれませんが、6月は気温が高いため、塗料がしっかり乾燥しやすい時期でもあります。
ここでいう「乾燥」とは、塗料が固まって丈夫な膜になることです。
外壁塗装では、
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
という3回塗りが基本ですが、それぞれの工程で十分な乾燥時間が必要になります。
真冬は気温が低く、乾燥に時間がかかることがありますが、6月は適度に暖かいため、条件が合えば施工しやすい日も少なくありません。
③ 真夏より職人の作業環境が安定しやすい
7月後半〜8月になると、屋根や外壁はかなり高温になります。
特に濃い色の屋根は、真夏には触れないほど熱くなることもあります。
その点、6月は真夏ほどの猛暑ではないため、
- 作業効率が落ちにくい
- 熱中症リスクを抑えやすい
- 安全管理がしやすい
というメリットがあります。
安全に工事を進めることは、品質にも大きく関係します。
④ 雨漏りや劣化を梅雨本番前に発見しやすい
美達が6月前後によくご相談を受けるのが、
- 「雨漏りが始まった」
- 「外壁にヒビがある」
- 「コーキングが割れている」
といった症状です。
「コーキング」とは、外壁の継ぎ目に入っているゴム状の部分のことです。建物の防水にとても重要な役割があります。
梅雨に入ると、こうした劣化部分から雨水が侵入しやすくなります。
特に岡山県南部は比較的雨が少ない地域ですが、それでも梅雨時期は湿気や雨水の影響を受けやすくなります。
6月のタイミングで点検しておくことで、大きな修繕になる前に対処できるケースも多いです。
⑤ 秋まで待たずに建物を守れる
「秋のほうが塗装に向いている」と聞いたことがある方も多いと思います。
確かに秋は人気シーズンですが、その分予約が混みやすい傾向があります。
その間にも、
- 紫外線
- 雨
- 湿気
によって、外壁や屋根の劣化は進んでいきます。
特に、
- 外壁を触ると白い粉がつく
- ヒビ割れがある
- 色あせしている
という状態は、塗膜の防水力が低下しているサインです。
放置期間が長くなるほど、塗装だけでは済まず、補修費用が増える場合もあります。
6月に外壁塗装をするデメリット
① 雨で工期が延びることがある
やはり6月最大のデメリットは、天候による工程変更です。
塗装工事は雨の日には基本的に塗装作業を行いません。
なぜなら、雨水が塗料に混ざると、
- 色ムラ
- はがれ
- 耐久性低下
につながる可能性があるからです。
そのため、6月は予定より工期が延びる場合があります。
例えば通常2週間程度の工事が、天候によって数日延びることもあります。
ただし、これは「手抜き」ではなく、品質を守るために必要な判断です。
② 洗濯物や窓開けに制限が出やすい
塗装工事中は、
- 足場
- 飛散防止ネット
- 養生
を設置します。
「養生(ようじょう)」とは、窓や床などをビニールで保護する作業のことです。
そのため、
- 窓が開けられない
- 洗濯物を外に干せない
といった不便が発生します。
6月は湿気も多いため、この点を気にされる方は多いです。
美達では、できるだけお客様の生活負担が少なくなるよう、
- 窓を開けられる日を事前にお伝えする
- 工程を細かく説明する
- 臭いが強い日は共有する
など、生活面にも配慮しながら進めています。
③ 業者によって品質差が出やすい
6月は天候判断が難しい時期です。
そのため、
- 無理に塗ってしまう
- 乾燥不足のまま次工程へ進む
- 工期優先で急ぐ
といった施工をしてしまう業者だと、数年後の不具合につながることがあります。
実際、美達にも、
「他社で塗装したけどすぐ剥がれた」
「梅雨時期に急いで塗ったと言われた」
というご相談が来ることがあります。
だからこそ重要なのは、「6月だからダメ」ではなく、“天候管理をしっかり行う会社かどうか”です。
6月の塗装で失敗しないためのポイント
天候説明をきちんとしてくれるか確認する
良い塗装会社ほど、
- 雨の日はどうするか
- 工期が延びる可能性
- 乾燥時間の考え方
をしっかり説明します。
逆に、「絶対予定通り終わります」と断言する会社は注意が必要な場合もあります。
天候によって柔軟に対応する姿勢は、品質への意識とも関係しています。
施工写真を見せてもらう
実際の施工写真を見ると、
- 養生が丁寧か
- 下地補修をしているか
- 職人仕事が雑ではないか
がある程度わかります。
特に外壁塗装は、完成後に見えなくなる工程が重要です。
美達でも、お客様に施工写真をお渡しすることがありますが、「どんな作業をしたのかわかって安心した」というお声をいただくことがあります。
「今すぐ契約」を迫らない会社を選ぶ
塗装工事は決して安い買い物ではありません。
だからこそ、
- 建物の状態
- 工事内容
- 塗料の違い
を納得してから決めることが大切です。
不安や疑問をしっかり聞いてくれる会社のほうが、工事後のトラブルも少ない傾向があります。
まとめ|6月の外壁塗装は“天候管理”がポイント
6月の外壁塗装には、
- 予約が取りやすい
- 劣化を早めに防げる
- 気温条件が良い日も多い
といったメリットがあります。
一方で、
- 雨による工期変更
- 湿気への配慮
- 業者選び
が重要になる時期でもあります。
だからこそ、「6月は絶対ダメ」と決めつけるのではなく、今のお住まいの状態を知ることが大切です。
ペイントプロ美達では、岡山県倉敷市・岡山市を中心に、外壁や屋根の状態確認のご相談を多くいただいています。
「うちはまだ塗装が必要?」
「ヒビ割れは放置して大丈夫?」
「梅雨前に見てもらったほうがいい?」
そんな小さな疑問でも大丈夫です。
無理な営業ではなく、今のお住まいの状態をわかりやすくお伝えしていますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。








