一級塗装技能士監修|夏の強い紫外線で外壁はどれくらい傷む?色あせの原因を解説
一級塗装技能士監修|岡山県倉敷市・岡山市で20年以上、外壁塗装・屋根塗装・防水工事・雨漏り修理を行うペイントプロ美達が解説します。
夏になると、
「外壁の色が薄くなってきた気がする」
「南側だけ色あせが目立つ」
「紫外線だけでこんなに傷むものなの?」
というご相談をいただくことが増えてきます。
岡山県は「晴れの国」と呼ばれるほど日照時間が長く、住宅は一年を通して多くの紫外線を浴びています。特に7月から9月は紫外線量が非常に多く、外壁にとって一年の中でも最も過酷な季節です。
実際にペイントプロ美達でも夏になると、
「築10年くらいで急に色あせが気になり始めた」
「外壁を触ると白い粉が付く」
「まだ雨漏りはしていないけれど塗装の時期でしょうか」
といったご相談を数多くいただいています。
今回は、夏の紫外線が外壁へ与える影響や色あせの原因、点検のポイントについて分かりやすく解説します。
夏は外壁が最もダメージを受けやすい季節
岡山・倉敷は紫外線が強い地域
外壁は一年中、雨や風にさらされていますが、その中でも最も大きなダメージを与えるのが紫外線です。
岡山県は晴天の日が多く、住宅は長時間にわたって紫外線を浴び続けます。
特に、
- 南側の外壁
- 西日が当たりやすい壁
- 日陰になりにくい場所
は劣化が進みやすい傾向があります。
「北側はきれいなのに南側だけ色が違う」
という状態は決して珍しいことではありません。
紫外線が外壁に与える影響とは
外壁を守っているのは「塗膜(とまく)」です。
塗膜とは、塗料が乾いてできる保護膜のことをいいます。
この塗膜が、
- 紫外線
- 熱
- 雨
- 風
を受け続けることで少しずつ分解され、劣化していきます。
人の肌が紫外線で日焼けするように、外壁も毎日少しずつ傷んでいるのです。
外壁が色あせる本当の原因
色あせは塗料が劣化しているサイン
「色あせ=汚れ」
と思われる方も多いのですが、実際は塗料そのものが劣化しているケースがほとんどです。
塗料には色を付ける顔料が含まれています。
紫外線を浴び続けることでこの顔料が壊れ、鮮やかな色が失われてしまいます。
その結果、
- 白っぽく見える
- ツヤがなくなる
- 古びた印象になる
という状態になります。
紫外線だけではなく雨や熱も影響する
実は色あせは紫外線だけが原因ではありません。
夏は、
- 強い日差し
- 高温
- ゲリラ豪雨
- 台風
などが繰り返されます。
外壁は、
熱で膨張する
↓
夜に冷えて縮む
という動きを毎日繰り返しています。
この伸び縮みも塗膜へ負担をかけ、劣化を早める原因になります。
紫外線で起こる外壁の劣化症状
色あせ
最も早く現れるのが色あせです。
見た目だけの問題と思われがちですが、塗膜が弱くなってきたサインでもあります。
チョーキング現象
外壁を触ると白い粉が付く状態をチョーキング現象といいます。
これは塗膜が分解され始めている状態です。
防水性能も少しずつ低下しているため、点検をおすすめします。
ひび割れ
塗膜が劣化すると柔軟性が失われます。
その結果、
細かなひび割れが発生しやすくなります。
このひび割れから雨水が入り込むと、外壁内部まで傷める恐れがあります。
コーキングの劣化
サイディング住宅では継ぎ目に「コーキング」が入っています。
これはゴムのような材料で、
建物の動きに合わせて伸び縮みしています。
しかし紫外線によって硬くなると、
- 割れる
- やせる
- はがれる
といった症状が出始めます。
ペイントプロ美達でも、
「塗装はまだ大丈夫と思っていたら、コーキングだけ先に傷んでいた」
というケースは非常に多くあります。
色あせたらすぐ塗装が必要?判断するポイント
様子を見てもよいケース
次のような状態なら急いで塗装しなくても問題ないことがあります。
- 少しツヤが落ちた程度
- 色あせだけでひび割れがない
- 防水性能が残っている
まずは点検を受け、現状を把握することが大切です。
早めの点検がおすすめのケース
次のような症状がある場合は早めの点検をおすすめします。
- チョーキングがある
- コーキングが割れている
- ひび割れがある
- 塗膜がはがれている
- 雨染みがある
これらは防水性能が低下している可能性があります。
紫外線に強い外壁を維持する方法
耐候性の高い塗料を選ぶ
耐候性とは、
「紫外線や雨にどれだけ強いか」
という性能です。
近年は、
- ラジカル制御型塗料
- フッ素塗料
- 無機塗料
など、紫外線に強い塗料も増えています。
住まいの環境やご予算に合わせて選ぶことが大切です。
定期点検で早めに劣化を発見する
色あせはゆっくり進行するため、毎日見ていると変化に気付きにくいものです。
そのため、
築10年前後になったら一度点検を受けることをおすすめします。
ペイントプロ美達でも、
「まだ塗装は必要ないと思って相談した」
というお客様が点検によって適切なメンテナンス時期を把握されるケースが多くあります。
逆に、
「もっと早く見てもらえば補修だけで済んだ」
というケースも少なくありません。
点検は住まいを長持ちさせるための大切な第一歩です。
まとめ|色あせは住まいからのサインです
外壁の色あせは、単なる見た目の変化ではありません。
紫外線や熱、雨などによって塗膜が少しずつ劣化し、防水性能が低下し始めているサインでもあります。
特に岡山・倉敷のように日照時間が長い地域では、紫外線による影響を受けやすいため、築10年前後を目安に外壁の状態を確認することをおすすめします。
色あせだけなら急いで工事が必要とは限りません。しかし、そのまま放置するとチョーキングやひび割れ、コーキングの劣化へと進行し、補修費用が大きくなる可能性があります。
ペイントプロ美達では、岡山県倉敷市・岡山市を中心に20年以上、数多くの住宅の外壁・屋根を点検してきました。
「この色あせは塗装が必要?」
「まだ様子を見ても大丈夫?」
そのような疑問でも構いません。
現在の状態を確認し、必要なメンテナンスを分かりやすくご説明いたしますので、お住まいのことで気になることがありましたら、お気軽にペイントプロ美達までご相談ください。








