一級塗装技能士監修|秋の外壁塗装は何日かかる?工事開始から完成までを解説
一級塗装技能士監修・解説。
「秋に外壁塗装をしたいけれど、完成まで何日くらいかかる?」
「2週間くらい家のまわりに足場があるの?」
「雨が降ったら工事はどうなる?」
岡山市・倉敷市のお客様からも、外壁塗装をご検討いただく際に工事期間についてのご質問をいただくことがあります。
結論からいうと、一般的な戸建て住宅の外壁塗装であれば、工事開始から完成まで10日~2週間程度がひとつの目安です。
ただし、建物の大きさや劣化状態、塗装する範囲、天候などによって工期は変わります。特に秋は比較的塗装しやすい季節ですが、秋雨や台風の影響で予定がずれることもあります。
今回は、岡山県倉敷市で20年以上、外壁塗装・屋根塗装などに携わってきたペイントプロ美達が、外壁塗装の工事開始から完成までの流れをわかりやすく解説します。
秋の外壁塗装にかかる期間は約10日~2週間が目安
一般的な戸建て住宅なら10日~14日前後
一般的な2階建て戸建て住宅の場合、外壁塗装の工期は10日~14日前後が目安です。
ただし、これはあくまでも目安です。
たとえば、
- 外壁と屋根を一緒に塗装する
- コーキングの補修箇所が多い
- ひび割れや外壁の傷みが進んでいる
- ベランダ防水なども一緒に施工する
といった場合には、2週間以上かかることもあります。
反対に、建物が小さく補修箇所が少なければ、比較的スムーズに進むケースもあります。
「作業日数」と「工事期間」は少し違う
外壁塗装では、職人が毎日何かを塗っているわけではありません。
塗料や補修材をしっかり乾燥させる時間も、品質を保つために必要な工程です。
さらに、雨の日には作業できない工程があります。
そのため、実際に職人が作業する日数だけではなく、乾燥時間や天候による予備日を含めて工事期間を考えることが大切です。
外壁塗装の工事開始から完成までの流れ
ここからは、一般的な外壁塗装を例に、工事の流れを見ていきましょう。
1日目|足場の設置
まずは建物の周囲に足場を組み立てます。
足場は、職人が安全に作業するためだけではありません。塗料や洗浄水が周囲へ飛散するのを防ぐための飛散防止ネットも設置します。
足場設置日は金属音などが発生するため、事前に近隣の方へ工事についてお知らせしておくと安心です。
2日目|高圧洗浄
外壁に付着したホコリ、コケ、藻、古くなった塗膜などを高圧洗浄で落とします。
汚れが残った状態で塗装すると、塗料が外壁にしっかり密着しない原因になります。
つまり高圧洗浄は、単に外壁をきれいにする作業ではなく、塗装を長持ちさせるための重要な下準備です。
3~4日目|乾燥・下地補修・養生
洗浄後は十分に乾燥させ、外壁のひび割れやコーキングなどを補修します。
コーキングとは、サイディング外壁のつなぎ目などに入っているゴム状の材料です。雨水の侵入を防いだり、建物の動きを吸収したりする役割があります。
さらに窓や玄関、エアコン室外機など、塗料を付けたくない部分をビニールなどで覆う**養生(ようじょう)**を行います。
5~8日目|外壁の下塗り・中塗り・上塗り
いよいよ外壁を塗装します。
一般的な外壁塗装では、
下塗り → 中塗り → 上塗り
という3回塗りを行います。
下塗りは外壁と塗料を密着させるための土台、中塗り・上塗りは色や厚みをつけながら外壁を保護する工程です。
それぞれの工程では、塗料メーカーが定めている乾燥時間などを守りながら施工することが重要です。
9~11日目|付帯部塗装・確認・手直し
外壁だけでなく、雨樋や破風、軒天などの付帯部も必要に応じて塗装します。
付帯部とは、簡単にいうと「外壁・屋根以外の建物外部の細かな部分」です。
塗装終了後は塗り残しや仕上がりを確認し、必要な部分を手直しします。
12~14日目|足場解体・清掃・完成
最終確認が終わったら足場を解体し、建物周辺を清掃して工事完了となります。
足場がなくなって初めて建物全体が見えるため、「思っていた以上に雰囲気が変わった」と感じられる方も多くいらっしゃいます。
秋の外壁塗装で工期が延びる主な原因
雨や台風による延期
秋は外壁塗装に適した日も多い一方、秋雨や台風には注意が必要です。
雨が降っている状態で無理に塗装すると、塗料本来の性能を十分に発揮できない可能性があります。
そのため、天候によっては作業を中止し、翌日以降へ工程を変更します。
予定通り終わらせることより、適切な施工条件を守ることの方が重要です。
朝露や気温にも注意が必要
秋が深まると朝晩の気温が下がり、外壁に朝露が付くことがあります。
外壁が濡れている状態では塗装できないため、乾燥を確認してから作業を開始します。
秋だから必ず順調に工事できるというわけではなく、その日の外壁の状態を確認しながら判断することが大切です。
外壁の劣化が大きいと補修期間が増える
ペイントプロ美達がよくご相談を受ける中でも、実際に現地調査をすると「塗装だけで大丈夫だと思っていたけれど、コーキングやひび割れの補修も必要だった」というケースがあります。
外壁塗装は、傷んだ部分をそのまま塗料で隠せばよいものではありません。
下地の状態を整えてから塗ることが重要なので、劣化状況によっては補修に時間をかける場合があります。
工期が短すぎる外壁塗装には注意
塗料には適切な乾燥時間が必要
「できるだけ早く終わらせてほしい」というお気持ちは当然ですが、外壁塗装には短縮しにくい工程があります。
特に注意したいのが塗料の乾燥時間です。
十分に乾いていない状態で次の塗料を重ねると、施工後の不具合につながる可能性があります。
「早く終わる=良い工事」とは限らない
外壁塗装では、工期の短さだけで業者を比較するのはおすすめできません。
大切なのは、
「どのような工程で施工するのか」
「下地補修はどこまで行うのか」
「天候が悪い場合はどう対応するのか」
といった工事内容まで確認することです。
見積りを比較するときも、金額だけではなく工程について説明してくれる業者かどうかを確認してみましょう。
工事中の生活はどうなる?よくある疑問
家にずっといる必要はある?
基本的に、外壁塗装中ずっと在宅していただく必要はありません。
外で行う作業が中心なので、お仕事や買い物など普段通り外出していただけるケースがほとんどです。
ただし、工程によって注意事項が変わるため、事前に確認しておくと安心です。
洗濯物や窓開けはできる?
高圧洗浄や塗装中は、洗濯物を外に干せない日があります。
また、養生によって窓を開けにくくなることもあります。
共働きのご家庭などでは、**「いつ洗濯物を外に干せるのか」「窓を開けられる日はあるのか」**を工事前に確認しておくと生活への負担を減らしやすくなります。
車は移動した方がいい?
駐車位置によっては、足場設置や高圧洗浄、塗装作業の際に車の移動をお願いする場合があります。
移動が難しい場合は、車専用のカバーなどで養生できるケースもあるため、事前に施工業者へ相談しましょう。
岡山・倉敷で秋に外壁塗装を考えるなら余裕を持った日程を
岡山市・倉敷市でも、秋は外壁塗装を検討される方が増えやすい季節です。
ただし、「10月に相談したら翌週から工事」というわけではありません。
現地調査、見積り、工事内容の打ち合わせ、色決め、近隣へのご挨拶など、実際に工事が始まるまでにも準備があります。
さらに秋雨や台風によって工事日程が変更になる可能性も考えると、「この日までに絶対完成させたい」という予定がある場合は、早めに相談しておく方が安心です。
まとめ|外壁塗装は工期だけでなく工程内容を確認しよう
一般的な戸建て住宅の外壁塗装は、10日~2週間程度がひとつの目安です。
しかし、建物の大きさや外壁の劣化状態、施工内容、天候によって工事期間は変わります。
特に秋は比較的施工しやすい季節ですが、雨や台風、朝露などによって予定より数日延びることもあります。
そのため、外壁塗装を検討するときは「何日で終わりますか?」だけでなく、「どんな工程で、どのように施工するのか」まで確認することが大切です。
ペイントプロ美達では、岡山市・倉敷市を中心に、外壁や屋根の状態を確認したうえで、必要な工事内容やおおよその工期をご説明しています。
「年内に外壁塗装を終わらせたい」「仕事があるので生活への影響が心配」「うちの場合は何日くらいかかる?」など、まだ工事を決めていない段階でも大丈夫です。
まずは現在のお住まいの状態を確認しながら、無理のない工事時期を考えてみませんか。外壁塗装の時期や工期について気になることがございましたら、ペイントプロ美達までお気軽にご相談ください。








