一級塗装技能士監修|台風シーズン前に確認したい屋根・外壁のチェックポイント10選
毎年夏の終わりから秋にかけては、台風が多く発生する季節です。
「うちは今まで被害がなかったから大丈夫」
「築年数もそこまで経っていないし心配ない」
そう思われる方も少なくありません。
しかし実際には、普段は問題なく見えていた小さな劣化が、強風や大雨によって一気に大きなトラブルへ発展するケースは珍しくありません。
特に屋根は普段見えないため、劣化に気付かないまま台風を迎えてしまうご家庭も多くあります。
今回は、一級塗装技能士監修のもと、台風前にぜひ確認していただきたい屋根・外壁のチェックポイントをわかりやすく解説します。
台風前に屋根・外壁を点検するべき理由
台風では「少しの劣化」が大きな被害につながる
屋根や外壁は毎日、紫外線や雨風を受けています。
少しずつ劣化した状態では問題なく過ごせていても、台風では瞬間的に非常に強い風圧や大量の雨水が加わります。
例えば、
- 小さなひび割れから雨水が侵入する
- 浮いていた板金が飛ばされる
- 雨どいが詰まり外壁へ雨水が流れる
など、小さな傷みが大きな修理につながることがあります。
岡山・倉敷でも台風被害は珍しくありません
岡山県は比較的災害が少ない地域と言われています。
しかし近年は、
- 強風
- 線状降水帯
- ゲリラ豪雨
- 台風の大型化
などにより、屋根や外壁への被害相談が増えています。
「岡山だから安心」と考えず、事前点検を行うことが住まいを守るポイントです。
台風前に確認したい屋根・外壁のチェックポイント10選
1. 屋根材のズレ・割れ・浮き
瓦やスレート屋根にズレや割れがあると、そこから強風が入り込み、屋根材が飛散する原因になります。
地上から双眼鏡などで確認し、異常があれば専門業者へ相談しましょう。
※屋根へ登るのは大変危険なので絶対に避けてください。
2. 棟板金の浮きや釘抜け
屋根の一番高い部分に取り付けられている金属を「棟板金(むねばんきん)」と呼びます。
この部分は強風の影響を最も受けやすい場所です。
次のような症状は要注意です。
- 釘が浮いている
- 板金が浮いている
- カタカタ音がする
放置すると板金が飛ばされる危険があります。
施工写真がある場合は、この部分の写真を掲載すると読者にも伝わりやすくなります。
3. 雨どいの詰まり・破損
落ち葉や土が溜まると、雨水が正常に流れません。
その結果、
- 外壁を汚す
- 軒天が傷む
- ベランダへ水があふれる
といった被害につながります。
特に庭木があるご家庭では確認しておきたいポイントです。
4. 外壁のひび割れ(クラック)
幅の細いひびでも、台風の横殴りの雨では内部へ水が入り込むことがあります。
特に
- 窓まわり
- ベランダ周辺
- 外壁の継ぎ目付近
は注意して確認しましょう。
5. シーリング(コーキング)の劣化
サイディング外壁の継ぎ目にあるゴム状の部分をシーリングといいます。
ここが
- 硬くなる
- 割れる
- 隙間ができる
と、防水性能が大きく低下します。
美達でも、このシーリング劣化をきっかけにご相談いただくケースが非常に多くあります。
施工前後の写真があると、違いが伝わりやすいでしょう。
6. 外壁のチョーキング現象
外壁を触ると白い粉が手につく現象です。
これは塗膜が紫外線で劣化しているサインです。
防水性能が落ち始めているため、台風シーズン前には確認しておきたいポイントです。
7. 外壁の塗膜の剥がれ・膨れ
塗装が浮いたり剥がれたりしている部分は、雨水が入り込みやすくなっています。
一見小さな剥がれでも、台風時には内部へ水分が入り、外壁材の傷みを進行させることがあります。
8. ベランダ・バルコニーの防水劣化
ベランダは雨水が集中する場所です。
次のような症状はありませんか。
- 水たまりができる
- 表面がひび割れている
- 防水がめくれている
排水口も一緒に掃除しておくと安心です。
9. 軒天・破風板の傷み
軒天(のきてん)は屋根の裏側、破風板(はふいた)は屋根の端にある板です。
ここが傷んでいると、強風でさらに破損が広がる場合があります。
色あせや塗膜の剥がれもメンテナンス時期の目安になります。
10. 飛来物になりそうな部材の緩み
次のような部分も確認しましょう。
- テレビアンテナ
- 波板
- 雨どい金具
- 換気フード
- 外壁に取り付けた設備
少しの緩みでも、強風では飛散事故につながる恐れがあります。
美達が台風前によくいただくご相談
ペイントプロ美達では、毎年台風シーズン前になると、
「屋根にヒビがあると言われた」
「雨どいが外れそう」
「外壁のコーキングが割れている」
「屋根が飛ばないか心配」
といったご相談を多くいただきます。
実際に点検すると、大掛かりな修理ではなく、早めの補修で済むケースも少なくありません。
逆に、台風後まで放置してしまったことで雨漏りが発生し、補修範囲が広がってしまうケースもあります。
早めに状態を確認しておくことが、結果的に住まいへの負担も費用も抑えることにつながります。
台風後にも確認したいポイント
台風が通過した後は、
- 屋根材がずれていないか
- 雨どいが外れていないか
- 外壁に新しいひびがないか
- 雨漏りが起きていないか
を確認しましょう。
もし普段と違う様子があれば、そのまま放置せず専門業者へ相談することをおすすめします。
まとめ|被害が出る前の点検が大切です
台風は避けることはできませんが、事前の点検によって被害を最小限に抑えられるケースは数多くあります。
今回ご紹介したチェックポイントは、ご自身でも確認できる内容が中心です。ただし、屋根に登るなど危険を伴う点検は避け、異常が気になる場合は専門業者に相談しましょう。
ペイントプロ美達では、岡山市・倉敷市を中心に、屋根・外壁の点検や塗装、防水工事を20年以上にわたり行ってきました。一級塗装技能士の視点から、お住まいの状態をわかりやすくご説明し、必要なメンテナンスをご提案しています。
「台風前に一度見てもらいたい」「塗装が必要かどうかだけ知りたい」といったご相談も歓迎しております。気になる症状がありましたら、お気軽にペイントプロ美達までお問い合わせください。








