一級塗装技能士監修|秋の無料点検でよく見つかる劣化ランキングTOP10
一級塗装技能士監修・解説のもと、今回は「秋の住まいの点検で見つかりやすい劣化」について、岡山県倉敷市で20年以上塗装工事に携わってきたペイントプロ美達が分かりやすく解説します。
夏の強い紫外線や暑さ、台風や大雨などを経験した外壁や屋根は、秋になるとさまざまな劣化が表面に現れることがあります。
「見た目はまだ大丈夫そうだから、塗装は先でいいかな」
そう思っていても、点検してみるとコーキングのひび割れや屋根の色あせなど、ご自身では気づきにくい症状が見つかることも珍しくありません。
今回は、美達がご相談を受ける中でも確認することの多い劣化症状をTOP10形式でご紹介します。
秋は外壁・屋根を点検するのにおすすめの季節
秋は住まいの状態を確認するのに適した時期のひとつです。
特に岡山・倉敷では、夏の強い日差しや高温にさらされたあと、台風や秋雨のシーズンを迎えます。
外壁や屋根にとっては、想像以上に負担がかかる時期なのです。
夏の紫外線や台風によるダメージを確認できる
外壁塗装の表面にある「塗膜」は、雨や紫外線から外壁材を守る役割があります。
しかし、毎年強い紫外線を浴び続けることで少しずつ劣化します。
さらに台風による強風や大雨が重なることで、それまで目立たなかった小さな傷みが分かりやすくなる場合があります。
美達でも秋になると、
「夏が終わってから外壁の色あせが気になり始めた」
「台風のあと、一度屋根を見てもらいたい」
といったご相談をいただくことがあります。
冬を迎える前に住まいの状態を把握できる
点検の目的は、必ずしも「塗装工事をすること」ではありません。
大切なのは、現在の住まいがどのような状態なのかを知ることです。
今すぐ補修が必要なのか、数年様子を見ても問題ないのか。それを判断する材料として点検を活用するのがおすすめです。
秋の無料点検でよく見つかる劣化ランキングTOP10
ここからは、外壁や屋根の点検で確認されることの多い症状を紹介します。
※建物の築年数・外壁材・屋根材・立地条件などによって劣化状況は異なります。
第10位 雨樋の詰まり・歪み
雨樋は屋根から流れてくる雨水を排水する重要な設備です。
落ち葉やゴミが詰まっていたり、台風や強風によって歪んでいたりすることがあります。
雨の日に雨樋から水があふれている場合は、一度確認してみましょう。
第9位 ベランダ・バルコニー防水の劣化
ベランダの床には、建物内部へ雨水を入れないための防水処理が施されています。
表面のひび割れ、剥がれ、膨れ、水が流れにくいといった症状は防水劣化のサインになることがあります。
雨漏りが起こる前に状態を確認しておくことが大切です。
第8位 鉄部のサビ
雨戸や庇、鉄骨階段などの鉄部では、塗膜が傷むとサビが発生します。
小さなサビだからと放置すると徐々に広がり、鉄そのものを傷めてしまう可能性があります。
塗装で対応できる段階なのか、補修が必要なのかを確認します。
第7位 外壁のカビ・コケ・藻
北側の外壁や日当たりの悪い場所では、カビ・コケ・藻が発生することがあります。
特に湿気が残りやすい場所では注意が必要です。
単なる汚れの場合もありますが、塗膜の防水性が低下して外壁が水分を含みやすくなっているケースもあります。
第6位 屋根の色あせ
普段なかなか見ることができないのが屋根です。
スレート屋根などでは、紫外線によって塗膜が劣化すると色あせが目立つようになります。
ただし、屋根は危険なのでご自身で登って確認するのは避けてください。
第5位 外壁のチョーキング
外壁を手で触ったとき、白っぽい粉が付着する現象を「チョーキング」と呼びます。
これは塗料の成分が紫外線などによって劣化し、表面が粉状になって現れる症状です。
チョーキングがあるからといって、必ず今すぐ塗装しなければならないわけではありません。
築年数やひび割れ、コーキングなど、ほかの状態と合わせて判断します。
第4位 外壁のひび割れ
外壁に細い線のようなひびが入っていることがあります。
ごく細いものから補修が必要なものまであり、「ひび割れ=すべて危険」というわけではありません。
ただし、幅の広いひび割れや深いひび割れは雨水の侵入口になる可能性があるため注意が必要です。
第3位 サイディングの反り・浮き
サイディングとは、現在の住宅で多く使われている板状の外壁材です。
水分を吸ったり乾いたりすることを繰り返すと、外壁材が反ったり浮いたりする場合があります。
反りが軽い段階なら補修できることもありますが、状態によっては塗装だけでは対応できないケースもあります。
そのため、早めに状態を確認しておくことが重要です。
第2位 コーキングのひび割れ・剥離
サイディング外壁の継ぎ目に入っているゴム状の部分が「コーキング」です。「シーリング」と呼ばれることもあります。
コーキングには、外壁の隙間から雨水が入り込むのを防ぐ役割があります。
ところが紫外線などの影響で、
・ひび割れる
・硬くなる
・外壁との間に隙間ができる
・部分的に剥がれる
といった劣化が起こります。
美達でも、外壁そのものより先にコーキングの劣化が目立っている住宅を確認することがあります。
第1位 外壁の色あせ・塗膜劣化
点検で気づきやすい症状のひとつが外壁の色あせです。
特に日当たりの良い南側や西側では、紫外線の影響を受けやすくなります。
新築時や前回の塗装時と比べて、
「色が薄くなった気がする」
「ツヤがなくなってきた」
という場合は、塗膜が少しずつ劣化している可能性があります。
ただし、色あせだけで塗り替え時期を決めるのではなく、外壁材やコーキングなどを総合的に確認することが大切です。
劣化が見つかっても、すぐ塗装が必要とは限らない
ここはぜひ知っておいていただきたいポイントです。
点検で劣化が見つかったからといって、必ずすぐに外壁塗装をしなければならないわけではありません。
例えば軽い色あせだけで、ひび割れやコーキングの大きな傷みがなければ、経過観察できる場合もあります。
反対に、見た目は比較的きれいでも、コーキングの奥に隙間ができていたり、屋根に傷みが進んでいたりすることもあります。
そのため「築10年だから塗装」「チョーキングが出たから塗装」と一つの基準だけで判断しないことが大切です。
美達では、建物全体を見ながら「今必要なメンテナンスは何か」を考えることを重視しています。
自分で点検するときに注意したいこと
ご自宅でも、地上から確認できる範囲であれば簡単なチェックができます。
外壁の色あせ、ひび割れ、コーキングの隙間、雨樋の歪み、カビやコケなどを一周しながら見てみましょう。
スマートフォンで気になる部分を撮影しておくと、数か月後に変化を比較することもできます。
ただし、屋根を見るためにハシゴを使ったり、2階部分を無理に確認したりするのは危険です。
高い場所については専門業者へ点検を依頼することをおすすめします。
岡山・倉敷で外壁や屋根が気になったら早めの点検を
外壁や屋根の劣化は、ある日突然始まるものではありません。
紫外線や雨、風などの影響を受けながら、少しずつ進行していきます。
だからこそ、雨漏りなど大きなトラブルが起こってからではなく、「少し気になる」という段階で状態を確認しておくことが大切です。
ペイントプロ美達は、岡山県倉敷市を中心に岡山市などでも、外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っています。
「外壁に細いひびがあるけれど大丈夫?」
「コーキングが割れているけれど、まだ塗装しなくてもいい?」
「屋根は自分では見えないので一度確認してほしい」
このような段階でも問題ありません。
点検したからといって、必ず工事をしなければならないわけではありません。今すぐ工事が必要なのか、まだ様子を見られるのかを知っておくだけでも、今後のメンテナンス計画を立てやすくなります。
岡山・倉敷で外壁や屋根の状態が少しでも気になったときは、ペイントプロ美達までお気軽にお問い合わせください。住まいの状態を確認し、必要なメンテナンスを一緒に考えていきます。








